あがる全国の就職内定率
全国の大学で秋学期が始まった頃、厚生労働省と文部科学省が全国の62大学、あわせて約4700人の大学生の皆さんを抽出して行った、2024年3月に卒業予定者の就職状況の調査結果がでました。それによりますと、10月1日時点の就職内定率は74.8％であり、昨年の同時期を0.7ポイント上回りました。7割以上の大学生がすでに内定をもらっていることになります。
この時期の就職内定率は、2020年に新型コロナウイルスの影響から69.8％まで下がりましたが、その後3年連続して上昇しています。この傾向は、今年5月8日にコロナの感染症法上の位置づけが5類に移行してますます強まると思われます。ただ、この内定率は、コロナ感染が拡大する前の2019年の76.8％にはまだ届いておりません。しかし、観光地の賑わい、旅行ブームなどは顕著となっておりますので、今後も大学生の皆さんの就職内定率は良くなっていくと思われます。
どんどん内定が出ているスクナビの登録学生
コロナ禍が一段落している今、スクナビに登録された学生の皆さんも、積極的に就職活動に取り組み、企業からのアプローチも重なって有意義な内定結果が得られています。今年の大学生の就職活動は、大学を見ても企業を取り上げてもますます活発になっています。そして、現在では、すでに3年生の就職活動が始まりつつあります。学生さんと企業の皆さんはお互いにパートナーですので、より良い出会いやパートナーシップが就職内定に結びついております。私たちは、内定をもらった学生さんの笑顔を見ると本当にうれしくなり、学生と企業の思いが繋がったと、とても喜びを感じます。
最近の学生さんの中には地元志向の方が多く、大手のブランド企業でなくても、やりがいのある仕事に就きたいという方が増えています。スクナビは、企業の皆さんの採用や人材育成を重視していますので、地元志向の学生さんのニーズにもフィットしております。言うまでもなく、就職活動を通じて学生さんは社会を見る眼を養い、仕事に向かう姿勢を身に付けるわけでありまして、学生さんにとって就職活動は将来の夢や希望を実現する大きなステップになります。そして、希望通りの内定をもらった学生さんはとても大人っぽくなり、たくましく成長します。スクナビは、内定を勝ち取った学生さんに心からエールを送るとともに、3年生を含めて就職活動に取り組んでいる学生の皆さんに大いに期待を寄せたいと思います。