一般的に、「有効求人倍率」が高い地域ほど仕事が見つけやすいと言えます。独立行政法人労働制作研究・研修機構の「都道府県別有効求人倍率」によると、地方では、東京などの都市部に比べて「有効求人倍率」が高い傾向にあります。たとえば、2022年3月をとってみると、東京都の「有効求人倍率」は1.30（1人に対して1.30社の求人）ですが、福井県1.91、岐阜県1.59、富山県1.54となっています。ただし、この「有効求人倍率」は景気動向によって変化しますので、コロナ過が一段落しそうな今、2023年2月の倍率は、東京都1.76、福井県1.81、岐阜県1.64、富山県1.55となっています。
「スクナビ」は、地元就職を希望する皆さんを応援しています。まず、応募先の地元企業を選んだ理由を明確にしましょう。採用担当者は説得力のある応募理由・志望動機を期待していますので、誰が聞いても納得できるような志望理由を考えましょう。特に、地元企業の特徴や販売戦略に視野を広げ、差別化ポイントを取り上げて説明することをお勧めします。次に、仕事で重視することを絞っていきましょう。この場合、高校や大学でのサークル・クラブ活動などを取り上げ、仲間と一緒にチームで目標を達成することや、他者とのコミュニケーションを大切にするといったことを強調するのも有効です。さらに、入社後にどのように貢献できるか伝えましょう。採用担当者は、入社後の仕事の達成度を確認したいと考えていますので、自分自身の経験や資格・スキルをどのように活かし貢献するかをアピールしましょう。
(河内)
§地元就職のメリットを考えよう！§【代表コラム】