最近、用事があって何回か京都に出かける機会がありました。驚くのは、2023年に入ってインバウンド旅行者、つまり外国人旅行者が急増していることです。京都駅の構内はもちろんのこと、バス停にも外国人旅行者の長い行列ができていました。
日本政府観光局によれば、インバウンド旅行者は2019年まで増加傾向にありましたが、新型コロナウイルス感染症の拡大によってインバウンド需要は激減しました。ところが、2023年に入ってインバウンド旅行者が急増し、日本政府観光局によれば、2023年3月の外国人旅行者は181万人を超えて、個人旅行再開以降で最高を更新しています。
コロナ過が一段落しそうな今、このようなインバウンド需要の急増は観光業や旅行業に大きな追い風になるに違いありません。すでにメディアでは、ホテルや旅館の活況が続き、人手不足の状況にあることが報道されています。このような状況は今後ますます顕著になることが予想され、サービス業全体にも波及すると思われます。就職活動に入る学生さんは、このような機会を捉えて採用のチャンスを掴んでほしいと思います。
(河内)
§京都は外国人旅行者が急増!§【代表コラム】